【フィリーズレビュー(GII)】(阪神)~サウンドバリアー 激戦制す 阪神11Rの桜花賞トライアル(3着まで優先出走権)、第44回フィリーズレビュー(GII、3歳牝馬、芝1400m)は、直線大外から脚を伸ばした9番人気サウンドバリアー(渡辺薫彦騎手)がゴール前の追い比べをハナ差制して優勝。勝ちタイムは1分22秒8(良)。2着に1番人気ラナンキュラス、さらにクビ差で3着に5番人気レディアルバローザが入り、上記3頭が桜花賞の優先出走権を獲得した。2番人気ラブミーチャンは12着。 ~レース後のコメント~ 1着 サウンドバリアー(渡辺騎手) 「折り合いに気をつけよう、と思って乗りました。いい感じで運べましたし、うまく外にも出せて、後は流れに乗るだけでした。直線も手応え通りいい切れ味を発揮してくれましたね。折り合いがつけられるので距離は延びても大丈夫です。しっかりためれば凄い脚を使ってくれます。本番も頑張りたいですね」 (安達調教師) 「心配していた折り合いはついていました。前走で乗った和田騎手が、前に馬を置いていれば好位にいても終いは弾ける、と言っていました。距離が延びても頑張って欲しいです」 2着 ラナンキュラス(四位騎手) 「ちょっと間隔が開いていましたし、1400mだったので少しズブいところがありました。本当ならもう少し追い出すのを待つのが良かったのですが、出し抜けされてしまってもいけないし、最低限権利は取らないといけないレースでしたからね。ただ、次に繋がるレースは出来たと思います」 3着 レディアルバローザ(和田騎手) 「ゴチャついて苦しい競馬になってしまいました。まだ力強さに欠けますが、レースでは頑張ってくれます。折り合いに気をつければ距離も大丈夫でしょう」 8着 カレンチャン(鮫島騎手) 「1400mなのでじっくりと乗りました。思ったよりもピリッとした脚が使えませんでした。調教ではピリッとした脚を使えるのですが…。今は、前でレースをした方が良さそうです」 12着 ラブミーチャン(浜口騎手) 「もう少しやれると思ったのですが、やはり芝でしょうか…。レース前はいつもより落ち着いていて、返し馬ではこれなら大丈夫かなと思いました。ただ、4コーナーでゴーサインを出してから、ダートならもうひと踏ん張り出来るのに、今日は踏ん張りが利きませんでした。応援してくれたファンの皆さんには申し訳なかったです。ラブミーチャンはまだまだ活躍出来る馬なのでこれからも応援して下さい。今後はオーナーとの話し合いになりますが、浦和の桜花賞(3月24日)を視野に入れています」 PR
【阪急杯】(阪神)~エーシンフォワードが内から抜け出し、初重賞V 阪神11Rの阪急杯(4歳以上GIII・芝1400m)は、2番人気エーシンフォワード(岩田康誠騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分21秒4。1馬身半差の2着に5番人気ワンカラットが、ハナ差の3着に7番人気サンカルロがそれぞれ入線。 レース後のコメント 1着 エーシンフォワード 岩田康誠騎手 「いつもこの馬に負けて、この馬の能力を知っていました。よく走ってくれました。枠も展開もよかったです。考えた通りのレース運びができました。返し馬でも賢い馬だという印象で、今日は乗っていただけです。もっと強くなってくれると思います」 2着 ワンカラット 藤岡佑介騎手 「状態はよかったし、思った通りの展開で、抜け出したときには『勝った』と思ったのですが……。うまく内をすくわれてしまいました。この馬自身、絞れてよくなってきましたし、2着で賞金加算ができてよかったです」 3着 サンカルロ 吉田豊騎手 「いい枠でしたから、いい位置でと思っていましたが、うまくいきましたね。でも、ゴチャつくところがあって、下げざるを得なかったのが痛かったですね。それがなければもっといい反応をしていたはずですから。馬自体、力を出せるようになっています」 4着 トライアンフマーチ M.デムーロ騎手 「調子はよかったのですが、追い出したところで思ったほど動けませんでした。距離はこのぐらいがいいようです」 7着 ビービーガルダン 安藤勝己騎手 「4コーナー手前で反応が悪くなってしまいました。いつもなら自分から行くぐらいの馬なのですが……。確かに今日はテンションが高めでしたが、休み明けでも走れるタイプですし。ここまで負けてしまうとは……」 9着 ダイシングロウ 藤岡康太騎手 「外々を回らされましたから。それでも脚は見せてくれました。馬の具合もよかったです」 12着 ラインブラッド 福永祐一騎手 「イメージ通りの位置取りで、イメージ通りの競馬でしたが、手応えがありませんでした。馬場のせいでしょうか」
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そこにあるのは絶叫と悲鳴。
これぞ競馬の真髄。
ウマニティにも潜んでます。
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