写真判定が採用されたのは1948(昭和23)年で、これまで技術の進歩によって何度も改良され、現在は審判のもとには様々な角度からゴール前の映像を捉えるカメラが3台設置され、そこからレース終了後約1分ほどで送られてくるフォトチャート(6/1000秒)を参考に到達順を確認し、検量室内の職員へ電話連絡をする。
「場内でも流れるスローVTRやフォトチャートを見て到達順を判断します。ハナ差の場合は全て、アタマ差の場合も多くは写真を参考に判定します。それでも判別できない場合はキャビネサイズに写真を焼きます。我々は差がつけられる限りは差をつけるという姿勢でやっています」 GIや重賞レースなどでは、検量室内の映像が流れることが多くなった。注目されるのが室内にある到達順位を示すホワイトボードの存在だ。 「こちらから到達順を電話で検量室内の職員に伝え、それをボードに記入します。写真判定でも優勢劣勢の判断が付く場合は『写』を残して上位入線したと思われる順番に記入。天皇賞のように優劣がはっきりしない時には馬番の若い(小さい)方から書く場合が多いですね」 “差がつけられる限りは差をつける”という信念で、決勝審判委員は1日12レース、ゴール入線直後から確定までの約10分前後に全精力を傾けている。 SANSPO.COMから引用 決勝審判委員が着順判定の参考にした写真のことであり、本会が定めた特殊な写真機(フォトチャートカメラ)により撮影した写真のことをいう 。 2004年日本ダービー フォトチャートカメラ 普通のカメラのようなシャッターがなく、代わりにレンズの焦点面(フィルム面)の前に縦のスリット(隙間、通常0.2mm)を設け、これをゴール線(ゴール板の真ん中にある鏡)に合わせておき、フィルムを走る馬の速度(通常60km)に合わせて横に動かし、決勝線に到達する順序で各馬が写るようにする特殊なカメラのことをいう。 このカメラにより、ゴール線を撮影すると、決勝線(ゴール線)に到達する順序で各馬を写すことができる。したがって、普通のカメラがシャッターを切った瞬間のみを撮影できるのに対して、このフォトチャートカメラは、ゴール線上の状況を時系列順に撮影していくことになる。 よって、決勝写真のゴールはどこか、という問いに対しては、「すべてがゴールである。」が答えになる。また、決勝写真上の各馬の差については、実馬の差ではなく、ゴール板を通過した時間の差ということになる。 フォトチャートカメラのしくみ チャートカメラ室に設置されたフォトチャートカメラ PR
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そこにあるのは絶叫と悲鳴。
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ウマニティにも潜んでます。
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