【毎日杯】(阪神)~ダノンシャンティが差し切り、初重賞V 阪神10Rの毎日杯(3歳GIII・芝1800m)は、3番人気ダノンシャンティ(安藤勝己騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分49秒3。1馬身1/4差の2着に5番人気ミッキードリームが、3/4馬身差の3着に2番人気リルダヴァルがそれぞれ入線。 レース後のコメント 1着 ダノンシャンティ 安藤勝己騎手 「終いはしっかりしている馬なので、位置取りはどこでもいいと思っていました。これからクラシックへ向けて、人気になってもおかしくない馬。これでクラシックへ行けるので応援して下さい」 2着 ミッキードリーム 和田竜二騎手 「ケイコでもうひとつの動きだったけど、流れもよかったし、終いもしっかりと伸びていました。これで差されるんだから、勝った馬も強いですね。100%の仕上げじゃないし、上積みがあると思います」 3着 リルダヴァル 内田博幸騎手 「スローペースで後ろに下がる必要もなかったので……。あとは後ろの馬がどれだけ伸びてくるか……だったけど、追い出してからモタモタしていました。久々もあったし、少し気負って走っていました。でも、能力はあるし、何度か使ってくれば本来の動きになってくると思います」 ◆武豊落馬で骨折の疑い、桜、皐月絶望的 武豊騎手(41)の桜花賞&皐月賞騎乗が絶望となった。27日、阪神競馬場で行われた重賞レース「毎日杯」で騎乗したザタイキ(牡3)が最後の直線で左前脚を開放骨折して転倒、右手関節亀裂骨折などで近隣の病院に搬送された。 場内が騒然となった。直線残り200メートル地点で好位にいたザタイキが突然前につんのめる形で転倒。武はターフに投げ出され、横向きに芝の上を転がった。ヘルメットが宙を舞い、動けないまま。すぐに救急車で競馬場内の診療所に運ばれて治療が施された。診断結果は右手関節亀裂骨折と、頭部、腰部打撲傷。さらに左肩骨折の疑いもあり、11、12Rをキャンセル。今日28日は高松宮記念でスズカコーズウェイに乗る予定だったが、9クラすべて乗り替わり。馬は左前脚(中手骨)開放骨折で安楽死となった。 全治は発表されていないが、4月11日に迫った桜花賞のアプリコットフィズ、同18日皐月賞のヴィクトワールピサの騎乗は絶望的となった。 ◆武豊騎手の負傷について 昨日の阪神10レースで落馬負傷した武豊騎手は、病院での再検査の結果、以下の通り判明した。 左鎖骨遠位端骨折 腰椎横突起骨折 右前腕裂創 ※右手関節亀裂骨折は再検査の結果、レントゲン上明らかな骨折とは認められず、経過観察となった。 (JRA発表による) PR
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