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レースの興奮と感動、絶叫と悲鳴が頂点に達する奇跡の瞬間、写真判定。 JRA重賞レースを中心に記録します。
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【ドバイWC】グロリアデカンペオンが際どく逃げ切り昨年2着の借りを返す

ドバイWC(AW2000m)は現地時間27日、UAEドバイのメイダン競馬場で行われ、ブラジル生まれのフランス調教馬グロリアデカンペオンが、ハナに立ってスローペースに落とし、リザーズデザイアの猛追をハナ差しのいで優勝した。勝ち時計は2分3秒83。さらに短頭差の3着にはアリーバーが入線し、日本のレッドディザイア(松永幹夫調教師)は、中団追走から反応できず11着に完敗した。

レッドディザイアはスタートを決めると、スローペースを見越して好位の直後につける。レースはグロリアデカンペオンを先頭に団子状態で展開し、終始包まれる形になったレッドディザイアは力みの目立つ道中。4コーナー手前のペースが上がった所で、馬群の切れ目から外に持ち出され、直線に向かって追撃を開始した。しかし、ゴーサインを受けても前哨戦のような爆発力はなく、一瞬だけ伸びかかってあえなく失速。最後は余力なくゴールした。

グロリアデカンペオンがハナに向かうと他に主張する馬はなく、1コーナーで早くもペースが落ち着く。背後をアリーバー、外をアモルデポレが固め、その後ろもモール状態での追走。グロリアデカンペオンはマイペースを守って4コーナーから加速し、直線に入ると一気のスパートで逃げ込みを狙う。背後からアリーバーが追い掛け、馬群の後方から中を割ってリザーズデザイアも猛追。その差は見る見る詰まっていき、グロリアデカンペオンとリザーズデザイアが鼻面をそろえてゴール。グロリアデカンペオンの鼻先がわずかに残っていた。

【C.スミヨン騎手のコメント】
「(レッドディザイアが)日本でどんな競馬をしているか知らないから比較はできないけど、パドックで少し興奮していた。スタートからハミを取ったわけではないけど、他の馬に寄られて行きたがってしまった。直線でエンジンがかかり始めた時に外の馬がヨレてぶつかり、それを気にして抜け出せなかった。前走で負かした馬たちが(レッドディザイアに)先着した意味が解らない。色々なレースで色々な名馬に乗ってきたから、レッドディザイアが素晴らしい馬だということは解っているだけに、この結果は残念」

【松永幹夫調教師のコメント】
「前走もスローでしたが、折り合いはついていました。今回もスローだったのですが、道中力んでハミをかんでしまいました。その分、最後で伸びませんでした。今後については帰国してから考えます」


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【ドバイシーマクラシック】ダーレミがブエナビスタを抑えて最強牝馬に

ドバイシーマクラシック(芝2410m)は現地時間27日、UAEドバイのメイダン競馬場で行われ、イギリスから参戦の欧州最強牝馬ダーレミが、先頭から離れた集団の前々で流れに乗り、後方から続いたブエナビスタ(松田博資調教師)の猛追を3/4馬身抑えて優勝した。勝ち時計は2分31秒84。さらにアタマ差の3着にはスパニッシュムーンが入線した。

互角のスタートを切ったブエナビスタはじっくり序盤戦を進め、向正面では中団より後ろ、後方5番手辺りで流れに乗る。離して逃げるプレシャスパッションとの差は15馬身余り。3コーナーから4コーナーにかけて一団となり直線に向かうと、馬群の中に突っ込んでダーレミの背後からスパートする。外からディーム(4着)にフタをされ、ダーレミの内を狙ったが、同時に相手も内へ。外に開いたスペースへ再び切り替え、残り200mを切って懸命に追い上げるも、スムーズさを欠いた分だけ惜しくも及ばなかった。

ダーレミは先頭から10馬身ほど離れて続く集団の3番手あたりにつけ、流れに任せての追走。縦長の隊列が3コーナーを過ぎて一団になると同時に進出を始める。直線は馬場の三、四分所から末脚を伸ばし、内のスパニッシュムーンとの追い比べ。背後からブエナビスタとディームにも追い立てられる形になったが、スパニッシュムーンを振り切ると、代わって外から猛追したブエナビスタにも先を譲らず寄り切った。

【松田博資調教師のコメント】
「まぁまぁ良かったかな。馬は強かった。ペースが遅かった割にがんばったと思う。この後は馬の状態を見ながら考えるけど、今日のところは無事に帰ってきてくれてよかった。(ファンへ)応援してくれてありがとうございます。負けてしまったけど、次もどうぞよろしく」

【O.ペリエ騎手のコメント】
「(ブエナビスタは)パドックで跨った感触は良かったし、今朝、厩舎に見にいった時もリラックスした感じで良かった。スタートで一気に飛び出して掛からないようにするため、返し馬を強くやらなかったけど、ゲートの中で興奮していた。道中で他馬にぶつけられても影響はなかったし、4コーナーで外にふくらむ形になったのも計算通り。非常にタフな馬だね。順調に行けば、ガイセンモンショウに行ってもいいのでは。10月1週目(凱旋門賞ウィーク)の前に日本で1回乗りたいね。(ファンへ)マイドオオキニ」








【ドバイゴールデンシャヒーン】キンセールキングが北米代表の底力を見せる

ドバイゴールデンシャヒーン(AW1200m)は現地時間27日、UAEドバイのメイダン競馬場で行われ、本場アメリカからただ1頭参戦したキンセールキングが、早めの進出からロケットマンの追撃を半馬身振り切って優勝した。勝ち時計は1分10秒89。さらに2馬身差の3着には香港のワンワールドが入線し、日本のローレルゲレイロ(昆貢調教師)は宣言通りにハナを切り、先頭から4馬身差の4着に粘り込んだ。

発馬もうひとつのローレルゲレイロだったが、鞍上が手綱をしごいてすぐに挽回。ハナに立つとラチ沿いを進む。4コーナー手前から後続のプレッシャーが強まり、直線に入るやスパートして突き放しにかかる。しかし抵抗には至らず、直線半ばを迎える頃には後退。懸命の粘りでゴールを目指し、このレース日本馬最高タイの4着を死守した。

優勝したキンセールキングは、2番手追走のロケットマンを外からマークするように序盤戦を進め、3コーナーから上昇開始。ロケットマンをかわし、ローレルゲレイロに馬体を並べて直線に入る。勢いに乗って先頭に躍り出ると2馬身余りのリードを築き、ロケットマンの追い上げを振り切った。


【昆貢調教師のコメント】
「馬はいい感じにもってこられた。スタートの反応が鈍かったのは、初めてのナイターに戸惑ったのかもしれない。AWは関係ないと思う。(ローレルゲレイロは)勝った馬に早めにかわされ、惨敗もあるところだったが頑張った。自分の競馬はできたし、4着は残念だけどよく走っている」 

【藤田伸二騎手のコメント】
「状態はいつもと一緒。馬なりで行ってどこまで粘れるかかが本来の姿だけど、ここのところスタートが遅くできていない。年齢的なものもあるのかもしれない。日本にもポリトラックがあるし、AWの適性などは気にしていない。むしろ走りやすかった。ローレルゲレイロらしいスピードを見せてくれなかったのが残念」
 







【ゴドルフィンマイル】カーミングインフルエンスが2番手追走から押し切る

ゴドルフィンマイル(AW1600m)は現地時間27日、UAEドバイのメイダン競馬場で行われ、カーミングインフルエンスが2番手キープから直線早々にスパート。堂々と押し切って快勝した。勝ち時計は1分36秒57。1馬身差の2着にグリーンコースト、さらに1馬身差の3着にはスカイサーファーズが入線し、日本のグロリアスノア(矢作芳人調教師)は、好位追走からしぶとく末脚を伸ばし、先頭から3馬身1/2差の4着でゴールした。

好スタートを決めたグロリアスノアは、前にカーミングインフルエンス、キャットジュニアを見ながら4番手あたりで第3コーナーに向かう。第4コーナーへの途中でペースが上がると手応えが悪くなりかけたが、馬群の外に持ち出されて息を吹き返し、気力十分に直線へ。馬場の三分所から懸命に末脚を伸ばし、一時は3番手争いに加わった。しかし、直線の半ばを過ぎた辺りで内外から一気にかわされ、そのまま4番手でのゴールとなった。

優勝したカーミングインフルエンスは発馬良く2番手に構えると、逃げるルドラッカーとの間隔を保ちながら終始手応えよく追走。直線早々にスパートして背後のキャットジュニアを突き放し、3馬身ほどのリードを奪って抜け出す。力強い脚勢は衰えることなく、直線半ばで押し切り態勢。2着争いを尻目に悠然とゴールを駆け抜けた。

【矢作調教師のコメント】
「調教ではメンコをつけず、レースでつけるなど工夫して臨みました。日本にいる時と同じ雰囲気でしたし、本当に偉い馬です。(小林慎騎手には)道中でぶつけられたりイジメられるけど、気にするなと言っていました。馬込みが好きな馬ですし、ぶつけられると闘志を出す方だから問題はないので。経験を積むためにと言われるところもあったが、勝ちにきたレースだから結果は悔しい。近くて遠い3馬身ですね」

【小林慎騎手のコメント】
「レース前はいつも通り落ち着いていました。スタートはそんなにいいとは思わなかったけど、他の馬より速かった。(道中)包まれた影響はありません。最後のひと伸びが特長の馬で、持ち味は出してくれました。馬はがんばったと思います。AWは思ったより力がいるけど走りやすかった。やっぱり周りが強かったですね。また世界の大きなレースに挑戦したい」




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